寝れない。

早めにベットに行っても結局4時くらいにならないと寝れない。

いろんな曲をYouTubeから流すのが好きだけど最近一番のお気に入りはチャットモンチーの「真夜中遊園地」

目をつぶって聴くと、プラネタリウムの流れ星を追って走ってるような、薄緑と紫のグラデーションの空を見上げていると頭の後ろから二つおっきな流れ星が飛んできて目で追っているような、そんなイメージが広がる。

疾走感があってなんだか神秘的なんだけど、宇宙のことを考えた時みたいにちょっぴり孤独も感じるのだ。

寝るときにぴったりかな、と思ったけどむしろ聞き入ってしまって寝られなかった。三回も聴いた。

 

無理矢理寝たからか、変な夢を見た。

 

無機質なホテル、修学旅行で泊まるような一階にお土産売り場があるやつ。

その前に仲間と何かしてたけど思い出せない。

たしかミッションを果たすためにスーツの男の元へ向かった。

エレベーターの数字が光る。

誰かに捕まってしまった。

わたしは処刑されるらしい。

屋根のある小さな中華風の意匠の凝らした荷台のようなものに座り、足で前へと進みながら和洋折衷な豪邸を一周する。三人一台だ。

その間、背中には熱湯が絶え間なくかけられていた。

何か悪いことをしてたみたい。

麻痺しているのかそこまで熱さは伝わらない

一周する間に事切れるって事?

仲間に聞いたら、人は絶命するまでに18分間熱湯を浴び続けなくてはいけない、と言われた。

一周では足りなかったらしく、処刑場まで車で向かう。

運転手はママ

なにしてるの?って聞かれて

「家族に最後のラインでも打とうかなと思って」

町の名前があったけど忘れちゃった。

カタカナの町だった

辞世の句みたいな短歌を書こうとして

他は忘れちゃったけど

最後の文字は「来世までさよなら」

そこまで打つと今生を離れるのが急に怖く、もったいなくなっちゃって、

涙があふれた。

わたしは今まで幸せだったんだなあ

「来世みんなに会えるか分からないから今世を離れたくない」

って言ったら

ママは潤んだ声でそっかあって言った

助手席の窓から見た空は青空だった

わたしは死ぬのか

生まれ変わったらまた家族に会えるのかな

 

ここで起きたとき、生きてることと家族と離れていないことに

ちょっと泣いた

恨みや逃げたい気持ちはなくて、ひたすらゆっくり死に向かう夢だった

変な夢だった

案外わたしは家族を誰より大事に思っていたみたい

ちょっとリアルなところもあったからもう一人のわたしの話だったりして

これから夢見たらメモしよ

眠いからもうちょっとだけ寝て履修登録しなきゃ。